つれづれと

色々なことを書く

滝を見に行った

焼肉食べて滝を二か所見に行って温泉入って帰った。滝は良かった。自然はすげぇ。

久々に温泉入って気持ち良かった。

木々や山なんかを眺めながら考えているのが結局は小説のことで、同人誌についての讃美なんかは自分はしない方だが、やっぱりあの、学生の頃に部誌やら機関誌やらを作った記憶が楽しくて、あれが、あれが良いな、と今更気が付いたかのように思った。

何が来るかまるで分からない楽しさというのが小説にあって、それがずっと続く。一作一作がハッピーエンドかもバッドエンドかも分からないしどんなジャンルの小説かも分からない、登場人物も全員知らないし、一話完結なのか続編がありそうなのかも、タイトルに何か続き物らしき番号でも振ってない限り分からない、読んでるうちに同じ作者の前作の世界観と登場人物を共有していると分かるものもあるし、最後の最後で判明したりなんかもする、叙述トリックが仕込まれているかもしれないし、遊び心やこだわりが感じ取れる作品もある、文体の違いだけじゃなくて書式からしててんでバラバラ、好きなフォントも段落の付け方も違うし、目次を見ずにページを開いただけで作者が誰か分かったりする、あるいは別の誰かかもしれない、とにかく、何が来るかまるで分からないという、ドキドキが、好きなのである。一文字目から最後まで。あとがきも楽しめる。

あれをもう一度、というのはなんかちょっと違うような思いがあるがただとにかくあのドキドキがあればなぁ、と思った気持ちがあった。

眠いので眠る。

滝が良かった。温泉も良かった。肉も美味かった。眠る。