つれづれと

色々なことを書く

半ナマルールはもういらないのかもしれない

そもそも必要だった世間の環境が悪いが。

 

「演者が同性愛者と思われると仕事がなくなるかもしれない」「演者がBL好きにファンサービスをしていると思われるのは印象が良くない」などの半ナマルールを守らなきゃならない理由は、今よりもずっと偏見や風当たりの強い過去の環境では現実問題を避けるために意味を持ったのかもしれない。

でもそれは過去の話だ。

今は状況が変わってきている。

だから、もう、必要ないんじゃないかと思う。

 

ナマモノはまた別で、あれは生きている人間のセクシュアリティに関わってくるものだから、そもそも存在自体が悪趣味で出来ればやらない方がいい趣味ではあるが、それでもやりたい意思があるのならせめて「大っぴらにやっていい趣味とは思ってない」意思を示しておかないと、対象である「本人」の人権を傷付ける場合がある。*1

 

半ナマにおいては生きている人間のセクシュアリティが関わる側面はない。キャラと演者が別の存在で、演者のセクシュアリティについての話はしていないし、キャラに人権はないからだ。創作上の存在、二次元なので。「本人」の人権、というものはない。

「周りの評価」は三次元も二次元も変わらずあるが、評価が生まれる土壌の方を変えてけばいいんじゃないかと思うのでなんとも。

 

とりあえずここまで。

*1:この悪趣味を恥じらいなく堂々とやっているのがワイドショーや週刊誌等の報道機関であったりするから頭が痛い。しかも商売がやっていけてるということはつまり需要のある消費者がい続けているということなので尚更痛い。