つれづれと

色々なことを書く

十年以上ずっと好きな銀魂がもうすぐ終わるかもしれない

思えば随分と長く好きでいる。

知るきっかけは小学生の頃の友人からと、たまたま弟がつけたテレビのチャンネルが銀魂を放送していたこと、桂初登場の爆弾回だったから、本当に古い、長い記憶の間、銀魂と一緒だった。

 

この漫画を読んで人生が変わった、という言い回しがよくあるが、自分と銀魂の場合、一番多感な時期に作品に出会って、まだ自分の思想というものがかたまる前から作品を摂取し、大きな影響を受けたから、変わったというより人生が銀魂によって決まったという方が正しい。少なくとも自分ではそう思っている。

そして、それが銀魂で本当に良かったと、もう何度も何度もずっと心から思っている。

銀魂に出会えて、私は本当に良かった。

人生の半分以上を銀魂と過ごしてきたからもうそうではない日々は想像出来なくて、最終回が来てもきっと多分確実に銀魂と離れることはないだろう。時間が経ってこの漫画が自分の中でも過去になったとしても、忘れることはできないだろうし、多分だけど、好きの気持ちも、何度も鮮やかに蘇ると思う。そして繰り返すと思う。

好きなジャンルが完結を迎えたことはこの歳になっていくつか経験したが、流石に人生の基盤になった漫画が終わるのは初めてだ。だからその時が想像できない。

正直最終章が始まって最終決戦と思われるところまで話が進んで結構な時間が経つがまだ終わるという実感が本当には湧かないでいる。

最終章よりいくつか前の、終わりへの序章のような話が始まった時に覚悟が決まったこともある。

やっぱり銀魂を知ってからの期間が短い人ほど、あの序章より前の時間軸を惜しんでいるようにツイッターを見ていると思う。あのまだいつまでも平和と事件とギャグとシリアスと色々が入り乱れた日常が続いてくと思っていた時期だ。私は、もう充分楽しんだな、と思った。それは体感十年以上という月日が凄く関係していると思っていて、だから、あの早い時期に、連載開始からではないけれどまだアニメが一期だったあの頃に知って好きになって良かったな、と終わりが近付いてから節々思っている。思っている。そう、楽しかった。本当に楽しかった。でもこの話はちゃんと終わってくれるから、それが嬉しくて、回収しなきゃいけない伏線もあるから、それが楽しみでもあって、最終回はいつか来るから、このまま延び続けるよりも十全に終われるうちに、空知が描きたいものを描き切ったというならそれでいい、それが、だから、終わるということだ。

 

寂しいのだ。

終わって欲しくない。でも終わってくれたら嬉しい。ちゃんと完結して節目を迎えるのは。

最終回をずっと見たいと思っていた。想像するだけで震える。

でももう少し先だと、本当に最後はもう少しだけ先だからと、ずっと思ってきた。

 

もうすぐ終わるかもしれない。

さっき、今週号のジャンプを買ってきた。

凄く決定的なことが描かれてるかもしれない、ひょっとしたらもうあと少しは続きそうな雰囲気かもしれない、その本誌を買ってきた。

これでまだあと数ヶ月続いたらこの記事を思い出して少し笑うかもしれない。でももう早すぎる時期ではないのだろう。きっと多分。

そう思ったからこの記事を今書いておきたくなった。

まだ読んでないから分からないけれど。一つの節目かもしれないから、今の気持ちを書いておきたかった。

読んだらまた追記するかもしれません。家に着いたから、いつもの通りに最後に銀魂を読もうと思います。

 

 

 

あ〜〜〜〜〜〜〜寂しい〜〜〜〜〜〜〜〜怖いよ〜〜〜〜〜〜〜でも気になるから読みたい、絶対読むからな、目次コメントが全くいつも通りすぎて……あ〜〜〜〜〜〜〜〜銀魂…………お前………………終わるのか…………………………。

 

 

 

 

追記:

oh……オゥノ……アゥチ……イェア……オーマイッ……オーマイ……(顔に手をやり大袈裟に首を振る)

 

巻頭カラー……楽しみですね……。(あと何回見られるかな……)