つれづれと

色々なことを書く

万事屋が好きすぎるので万事屋の話をする

まず銀魂や万事屋の認知度が分からないのだが銀魂は最終回まであと五回なことを桝アナが報道するくらいなのだから知名度はそれなりに高いのだろうやっぱりジャンプ作品だし。

それでも銀魂の内容まで詳しいかと聞かれるとそこまでな人、実写化の際に説明された範囲くらいまでは分かる人、昔読んでいたからそこまでの記憶ならある人、今も熱心に追い続けている人、色々いると思う。

 

とりわけ万事屋について知っているか、と聞かれるとどうだろう、一応主人公の属している組織(?)の名前なので聞き覚えがある人は割といると思うが、詳しいことまでは知らないという人もそれなりに多いんじゃないかと思う。

万事屋については以前も熱量持ってプレゼンした*1が今回も話したいからただ話す。まあ私のブログを見る人はまず私のツイッター経由ゆえ銀魂好きな人だとは思うが、もし全く知らない人が見ないとも限らない。布教がし足りない。まあ単に私は好きなものの布教欲というかプレゼン欲が強いので放っておいて欲しい。気になったらそれについての魅力を拡散して欲しい。とりあえず今回は万事屋についてである。

万事屋の話をすると言っても肝心の内容が上手く言語化できなくてただ大文字太字フォントで

尊い

と言うだけしかできなかったりする心境なのだが、なるべく言語化していきたい。そこをなんとか言語化したい。

ただ前回のプレゼンで割かし言い切ったところはあって、それは重複になる可能性が高い。

身長差が尊いとか。11cm差の階段なのがかわいい、みたいなやつ。何回言うねん。かわいいから何回でも言いたい。

万事屋が何で自分の心をここまで惹き付けて離さないのか分からないのだが、その分からないところが良い。いくらでも考えられる。心に漂った宇宙のようなものだ。

まずもって坂田銀時が好きなのだが、私はそもそも年上と年下の組み合わせが好きなところがある。年上が年下の保護者代わりや養育者代わりポジションならなお良い。銀さんはジャンプの中だと大人に、もっと言えばおっさんに見えるのだが二十代後半なのでまだまだ若造と呼ばれたりもする年齢だ。そんな彼が新八と神楽を庇護しているというのが大変に良い。まあ本人はそんなつもりあんまないかもしんないが。一応社長と従業員という関係でまたは同僚と呼んでもいい。ただ坂田銀時が社長のポジションだからこそ万事屋解散を切り出す時、それを言うのが銀さんにはなるのだろう。

個人的なサビなので何度だって言うのだが、万事屋は食事が当番制なところが良い。カレンダーにそれぞれの名前が書き込んであって日によって当番が違うのが分かるコマが公式である愛おしさ。今確認したところ「銀さん」「神楽ちゃん」「新八」と書いてあるので少なくともこのコマに映っているカレンダーでは新八が書いていると思われる。(第二百八十訓「料理は根性」)

そういう生活染みたところが最高に好きである。あと通いの新八の名前が書いてあるの本当良い。

他にも銀さんが新八や神楽を庇っているシーンなんかが好きだ。小さなコマでさりげなくあるところが良い。空知先生にとってはキャラ的に自然な動作なんだな、と分かるので良い。新八が神楽を庇うコマなんかもエモい。万事屋の戦闘力の高さが大方銀時>神楽>新八であろうところが好きなんだが、そんな中新八が自然に神楽を庇う場面を見た時の燃え。滾り。良い。神楽が傘を広げて庇っている場面なども良い。何かのコマで銀さんが最初新八だけを庇っているのかと思ったらよくよく見れば神楽も庇っていると気が付いた時萌えすぎて死ぬかと思った。関係ないけど私は未だに萌えとか燃えという言い方を使っている。しっくりくるから。とにかく庇い合う万事屋のコマは良い。尊く感じる。良い。

そもそもあの三人がわちゃっとしている日常が愛おしい。蟹を食べたり鍋を食べたりハイジのあのみょーんと伸びるチーズの乗ったトーストを食べたりなんかしていてかわいい。私だってあのなんかみょーんとしたチーズが乗ったトースト食べたい。あの一連のハイジのコントが好きである。万事屋が三人全員でボケると必ず誰かに迷惑をかけることになるのでかわいい。主にツッコミを放棄するという意味で。プール回とかかわいい。とにかくわちゃわちゃしているのだ、彼らが。ポスターを作る回なんかもかわいかった。わちゃわちゃがかけがえのない日常の一コマなのだということはシリアス時に十二分に言われている。だから尊い

彼らの人生においての万事屋というものの大きさ。坂田銀時に至っては空っぽだった男にかぶき町に着いてから出来た名前なのだ。

万事屋というのは家族ではない彼らの集まりの名前であり集まるきっかけであり集まって留まるための理由でもある。あれだけ日々を共にしてあれだけ衣食住を共にしてあれだけ生活に根付いていてあれだけ日々を営んでいるのに間柄を繋ぐのは職業名、組織名なのである。だからこそ彼らは手を離さない。だからこそ彼らは解散することもある。が、解散すると、寂しい。

彼らはただほんとにずっと傍にいたいだけだったのだろう。新八、神楽は素直にそう言ったが、銀さんは、銀さんは、果たして。

坂田銀時にとって新八と神楽は本当に大事な子らだということが原作を読んでいても伝わってくる。本当に大切な奴ら。定春だってそうだ。

新八も神楽も本当に銀さんが好きで、大事な存在なんだなというのが伝わってくる。何回その名を呼び叫んでいることか。銀さん大好きなあの子らが愛おしい。

坂田銀時にとって新八神楽の存在は光なんだろう。多分。火種とは言っていたし。希望だ、彼の。

万事屋というのは……とにかく……バランスが……尊い…………。

そろそろ眠くなってきたのでここまでとする。

また話したくなったら話します。